中学受験のカリキュラムが知りたい!ママ友には相談しにくい塾選び

目次

以前の記事で中学受験の塾選びについて記事を書いたのですが、この他にも”カリキュラムについて知りたい”というリクエストがあったので書いてみようと思います。

中学受験の塾ってどんなところ? ママ友には相談しにくい塾選び1

中学受験のカリキュラムってどうなってるの?

中学受験のカリキュラムの話になるとよく耳にするのが「6年生の内容は5年生までに全部終わっている」とか「5年生の内容は5年の夏までに全部終わっている」というような、いわゆる先取り学習的なイメージのお話し。私としては、うーん……微妙です。正解のような正解じゃないような説明になっているなと思います。私が中学受験のカリキュラムを説明するときには、「中学受験のカリキュラムは小学校のカリキュラムとは全く別物と思ってください」とお伝えしています。

中学受験の学習内容を一言で言うなら、中学校2年生までの内容を小学生でもわかるように教えていくというイメージです。だから、中学受験のカリキュラムが全て終わると、公立高校の入試問題がいくつか解けるようになります。そんなペースで授業が進んでいくので、小学校の授業進度には対応していないと考えていただくといいと思います。そしておおよその目安として「〇年生までに〇年生の内容が終わる」というのはあったとしても、塾によってその進度は様々です。

 

中学受験のカリキュラムはどれくらい難しい?

保護者の方にカリキュラムの内容をお伝えすると、「そんなに難しいことをするんですか……」とちょっと驚かれることも。特に、中学受験を経験していらっしゃらない保護者の方は、そう思われることが多いようです。

中学受験の内容は、正直に言って難しいです。でも、子どもたちは ”それが当たり前” の環境で過ごしていきます。すると、子どもは、学校の勉強とは別モノとして捉え、塾の勉強として、その環境に慣れていきます。そして、保護者の方も同じように慣れていくのです。慣れってすごいなぁといつも感心してしまいます。でも、そこにはこんな仕組みがあるんです。

中学受験のカリキュラムは反復学習になっている

なぜ、子どもや保護者の方が、こんなに難しいカリキュラムに慣れていくのか?それは、カリキュラムが反復学習になっているからです。4年生から6年生までのカリキュラムを1冊のテキストに例えるなら、4年生は例題→5年生は類題と演習問題→6年生が標準問題と応用問題というイメージです。春・夏・冬の講習でも、それまでの学習内容の復習が入ってくるので、4年生から6年生の3年間で何度も同じ内容を繰り返して学習していくことになります。そして、その内容が少しずつ難しくなっていく。だから、慣れていくんですね。

最初は「難しいね~」なんて言っていたお母さんも、「あの時やった、あの問題!!」と思い出せるくらい、何度も何度も繰り返して学習していきます。その度に理解を深めていけるようにカリキュラムが作られているんです。今の時代、大手の中学受験塾ならどこでも、カリキュラムには反復学習が取り入れられています。ただ、塾によって進度は様々。だから、各塾から資料を取り寄せて確認してみてくださいね^^

中学受験の塾も色々あります。
そもそも、個別指導・集団塾・プロ家庭教師…どこに通うのがよいのか、どんな違いがあるのかお悩みなら

 

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