PTA家庭教育セミナーで子どもの自立に繋がるお片づけ講座を開催しました

目次

中学校の家庭教育セミナーで「子どもの自立に繋がるお片づけ」と題して、整理収納教育についてのセミナーを開催させていただきました。

メディアでお片づけが取り上げられる機会が増え、整理収納アドバイザーが活躍しているけれど、「整理収納アドバイザー」のことを知っている人は0人!そして、小学校5年生の家庭科で「整理収納」を教える時間があることを知っている人も0人でした。

時代と共に学校教育の内容が変わっています。お片づけは”家庭のしつけ”ではなく、学ぶ時代になっているからこそ、大人もお片づけについて学ぶことが大切です。

お片づけは学ぶ時代

学校の家庭科では、なぜ整理が必要なのか、整理するとはどうゆうことなのか、皆がわかるように収納することによって、どのようなメリットがあるのかについて、身近な例と共にわかりやすく解説されています。

授業では、学校のお道具箱や家の中で散らかりやすい場所について考え、なぜ散らかったり、探し物をすることになるのかを観察し、原因を考えてから、実際に「自分のお道具箱の整理をしてみよう!」という流れが多いようです。放っておくと、どんどんと物が増え、気づけは必要ない物に囲まれた生活にをしていて、探し物をすることで無駄な時間を過ごし、探し物が見つからなくて気持ちに余裕がない生活をしなくてもいいように、整理収納を学んでおく必要があるのです。

整理収納教育の大切さ

子どもが小さなころから、大人が子どもにお片づけの仕方を教えてることも大切ですが、お片付けできる環境を整えてあげることで、子どもが自分でお片づけできるようになるし、お片づけの仕方を体験を通して感覚的に身に付けることができます。そして、お片づけをしながら整理する力を身に付けていくことで、自分が管理できる物の量を知ることができたり、自分にとって必要な物は何かを自分で選ぶことができるようになります。繰り返し試行錯誤しながら、自分に合ったお片づけの方法を身に付けることで、自分の判断軸を作ることに繋がるのです。

さらに、自分の判断に自信が持てるようになり、自己肯定感を高めることにも繋がっていきます。

この時、大人がどんな風に声をかけるかということがとても大事。だから、私は、整理収納の話だけではなく、日々、子ども達と接する中で私が感じていることや、これまでに子ども達に実践してきたこと、保護者の方にお伝えしてきたこと、そして子どもがどんな風に変化してきたかなどについても整理収納教育士や片づけ遊び指導士の講座の中でお話ししています。

保護者の方からの感想

思春期の中学生に「片付けなさい!」と言っても片付けられないのはなぜなのか、子どもが片づけをするようになるために親はどうするといいのかをお伝えしたセミナーでは「帰ってからさっそく、子どもと机の片づけをしました!」というお声をいただきました。

アンケートも好評でたくさんの感想をいただきました

  • 普段やっていることだけれど子どもへの声かけの仕方など改めて意識しながら片付けを進めたいと思いました。
  • お片付けが自分の判断軸を作ったり自己肯定感をアップさせることに繋がっているとは思わなかったです。
  • わかりやすく、実践しやすい内容でした。

子どもに「片付けしなさい!」という前に、子どもにお片づけのアドバイスができるように、大人もお片付けのスキルを身に付けておきたいですね。

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