自分で片付けしたくなる!子どもがお片づけしやすい収納方法を考える

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いつもお世話になっているD→START名古屋栄片づけ遊び指導士認定講座を開催しました。
片づけ遊び指導士認定講座は子どもの発達段階に合わせた整理収納教育を学ぶことができる講座です。
私の講座ではこれまでに、幼稚園・保育園の先生や、小さいお子さんがおみえになるお母さんが受講して下さっています。

子どもが何歳になったらお片づけを教えられる?

お片づけを教え始めるのに最適な子どもの年齢は何歳くらいだと思いますか?

実は、物が掴めるようになる1歳3ヶ月くらいから子どもにお片づけを教えていくことができるのです。お片付けの最初の一歩はモノを箱に入れるところから。だからモノが掴めるようになれば、お片づけを教えることができます。

そして、子どもの発達段階に合わせて声掛けや収納方法を工夫しながら、お片づけを教えていくことで、幼い頃からお片づけを習慣化していきます。すると5歳になった頃には、自分でお片づけができる子になります。

自分で片付けしたくなる!子どもがお片づけしやすい収納方法を作る

子どもに自分でお片付けをして欲しいと思っているなら、子どもがお片づけしやすい収納方法を大人が作ってあげることがともても大切です。子どもの目線に立って、収納場所を考えるためのポイントを5つご紹介します。

  • おもちゃをしまう場所は子どもの手が届く高さになっている
  • 子どもが手で持った時に取り出しやすい収納BOXを使う
  • 収納BOXの中は細かく分け過ぎない、ざっくり収納にする
  • 何が入っているかが一目で見てわかるようにラベルを貼る
  • 子どもの動作や動線に合わせてモノの収納場所を決める

この中でも特に、私が小さなお子さんのお片付けでお勧めするのは、”ざっくり収納”です。なぜなら、手先の器用さが求められる細かい仕切りが付いた収納や、モノがぎゅっと詰まっている収納は、まだ手先の不器用さが残る子どもには難しく、お片づけがしにくいからです。

下の写真のように「木のおもちゃ・アンパンマン関係のもの・それ以外」とざっくり大きなカテゴリーを作って、その中にポイっと片づけられる収納から始めて、それが習慣化できたら、カゴの中に仕切りを付けて分けるようにする、というふうに、1つずつステップを作っていくようにしましょう。

モノを大切にすることを学ぶお片付け

どこに片づけたらいいのかわからないモノがあると、ついつい“とりあえず”ココに置いておいたり、 “後で片づけよう”と部屋の隅に置いていたりしませんか?子どもはそんな大人の姿をしっかり見ていて真似をします。大事なモノ、必要なモノであれば、モノの置き場所を決めて片づけるようにしましょう。すると、子どもはモノを大切にすることの意味を自然と学んでいきます。

子どもがモノを大切できるように、幼い頃からお片付けの仕方を教えるには、子どもの年齢と発達段階の関係を知り、それに合わせたお片づけの仕組み作りをして、子どもがお片づけしやすい環境を整えてあげましょう。

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